#274 Rickenbacker 330 ― 2013/01/09
本日はギター。

■リッケンバッカー330 used@★sold out★■
The Beatls、The Who、The Jamなどブリティッシュ・ロック・バンドの使用で有名なリッケンバッカーは、米国はカルフォルニア州サンタアナのギター会社です。
世界初の市販エレクトリック・ギターである"フライング・パン"というスチール・ギター(1932年)を作った老舗メーカーでもあります。

セミ・ホローボディーの330は1958年にドイツ人デザイナー、ロジャー・ロスマイズルが作った"カプリ"というシリーズから誕生しました。

本機は鮮やかな赤いサンバースト・カラー(ファイアーグロウ)がとても綺麗な1993年製。
組み込みから既に20年経過したメイプル材のボディーはアンプラグドで弾いても大変よく鳴っています。
そしてハイゲイン・ピックアップと呼ばれるシングル・コイルのマイクが2基搭載されています。先代のトースター・ピックアップと比べても思った程の高出力感はなく実に軽快。
しかしフロントPUは太く甘い音色でトーンを絞るとメロウな単音プレイもいけそうです。リア側はトレブリーな倍音を含んだ音。
この2つをセンター・ポジションで混ぜて弾くと立体的な、これぞリッケンなサウンドになります。
Vo&Toneコントロールの下にあるのはフィフス・コントロールで、更に最適なトーンまで追い込んだ調整が可能です。

粒立ちの揃った音は複弦で弾くとハーモニーが美しく、クリーンでも歪ましても気持ち良さは変わりません。とても歯切れの良いサウンドを奏でてくれます。
今日はリッケンバッッカーでした。