283 TEISCO EP200…1966年?2013/01/19

今日もギターです。
最近ギター祭りでもやっている風ですね。
ギター祭りは開催していませんが、あと2本位入荷の予定。
いっそ、祭りにしてしまおうか。。。
■テスコ TEISCO EP200(1966年?)used@★sold out★■
60年代のTeiscoです。
Teiscoは1948年に日本で生まれたギター・ブランドで、エレキ・ブームの60年代中頃には国内外向けに沢山のギターを作っていました。

かなり薄いボディーですがセミアコではなくてフルアコです。
軽量ですがヘッド&ネック(ミディアムスケール)も軽いせいかバランスは悪くありません。
ボディートップのFホールがTの字に見えますね。
テスコのTかな?
丸いところが音符のようでもあります。
このホール、片側にしかありません。
全体のデザインも左右比対称なのがモダンです。
ヘッドはテスコが得意としていた4対2のペグが付くタイプ。
サンバーストの個体が多いのですが、これは全体がアイボリー色です。
オリジナルのレア・カラーです。
オレンジっぽいマーブル模様のピックガードとコントロール・パネルが映えてカッコイイですね。
ピックアップは、この手のビザール・ギター・マニアの巨匠、デビット・リンドレーが
こよなく愛する"スクエア・ポールピース"タイプのものです。
このパーツだけでも欲しい好事家が世界中に居ます。
ヴィブラート・アームも素敵なバランスで、ジャズマスター&ジャガーやよく調整されたグレッチなどのビグスビー・アームを彷彿させるメロウなかかり具合です。
ブリッジのせいもありますね。太くてトゥワンギーな音がするこのピックアップと合わせて使ったら最高です。
アンプも小型から中型のスプリング・リヴァーブやトレモロ付きのに差したら気持ちいいでしょうね。
ライ・クーダーばりの映画の劇中サウンド・トラックが作れそうです。
だったら欲張ってテープ・エコーも欲しいかな?
レコーディング予定のある方は1本持ってるとムードを変えるのに重宝しそうです。
とても雰囲気のあるトーンが出ますから。。。

*リア・ピックアップの留めネジ4本の内2本無し。
…butなんとかなっています。

*ブリッジを調整するネジの4本の内1本無し。
…but調整はできています。
*コントロール・パネル、インプット・ジャック付近に割れあり。
…but現状は平気と思われます。
*ネック・ジョイント付近左側にトップ落ち有り。
…その為に弦高が上昇。
ネック・ポケットにシムを挟み角度をきつくすることで解決。

現在ネックは真っすぐでペグの調子も良く、プレイヤビリティーは良好です。

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